小学校2年か3年の頃だったと思います。
英語の習い事の帰り
もうすっかり日が暮れていました。
辺りに人気はなく、静まり返っていました。
家の前にある集合ポストのとこで、見慣れない若い男の人が困った様子で立っていました。
日ごろから人に親切にするようにと教えられていたので、「どうしたんですか?」と声をかけました。
「○○さんというお宅を探しているんです」とその男性は言いました。
本当に困っていたようなので、一緒にポストに書いてある苗字を目で追い、○○さんの家を探していました。
すると、その男に両肩を鷲づかみにされ、頭を抑えられ、無理やり口の中に舌を入れられました。
何が起こっているのかわからず、頭が真っ白になりました。
恐怖で声も出なくて立ち尽くしていると、その男は
「ちょっとだけ・・・ちょっとだけ・・・」と言ってスカートとパンツを掴み、下ろそうとしてきました。
周りは誰も通る気配が無く、目の前にある家のドアから親が出てくる気配もありません。
このままでは危ないと感じ、大声で叫びました。
「助けて」なんて言葉は出てきませんでした。
自分を守らないといけないという本能で叫んだんだと思います。
叫びながら男に蹴りかかろうとしました。(今思えば無謀なことを・・・)
男はそのまま走って逃げ去りました。
私はパニックになり、ずっとそこで叫んでいました。
でも誰も来てくれはしませんでした。
目の前にある家のドアが開く様子もありませんでした。
叫びながら家のドアをノックし、母にドアを開けてもらいました。
母は「どうしたの?」ビックリした様子でした。
事情を話すと、母は
「ドアに指でも挟んだのかと思ってた」
と言いました。
そこから先の記憶はありません。
警察を呼んだりしたような気がしますが、ハッキリ覚えていません。
私の叫び声は母に聞こえていたのでした。
ドアに指を挟んだだけだと思われていたのでした。
指を挟んだだけだと思われて、助けてもらえませんでした。
中学の時に露出狂に遭遇しました。
家のドアが目の前に見えていました。
その男は車の中から私を見ながら自慰行為をしていました。
気持ち悪くて叫びたくなりましたが、取り乱さずに何事も無かったかのように家に帰りました。
そして何事も無かったかのように母親に露出狂に遭遇した事を話しました。
笑い話になりました。
これで良かったんだと思いました。
叫んだところで誰も助けてはくれない。
怖いと思うから怖くなる。
助けて欲しいと思うから助けてもらえなかった時に失望する。
だから笑い話にしました。
そして笑い話にされました。
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