私がこのBlogを始めた切っ掛けは、自分がACなのではないかと気づいた事からでした。
しかし、自分がACだと認めるという事は、同時に自分の「生き辛さ」は親が原因であると認めなくてはならない事を意味していました。
私の家庭は、昔から派手な親子喧嘩が絶えない家でした。
それでも親子で沢山の場所にでかけたり、キャンプに行ったり、BBQをしたりと、家族行事は沢山あったと思います。
親は優秀で優しく、仕事熱心な人だと思います。
冗談も飛び交う家庭だったし、自分の家庭が機能不全だと考えた事はありませんでした。
「ACです」と公言する事で、「親のせいにして」と言われることがあるかと思います。
ですが、私は自分の親を恨んでいるわけでも憎んでいるわけでもありません。
むしろ両親の事は尊敬しているし好きです。
親が原因だと認める事を未だに心が拒否しています。
だけど、両親を「好き」だと思うと同時に、胸の奥に変な違和感を感じるんです。
自分がACであることと、親に責任を擦り付けるという事は違うと思っています。
親の愛を一身に受け育ってきた事は事実だと思います。
しかし、その愛情がずれていたことや、私が幼い頃欲していた物と全く違うものだった事や、それを伝える事を罪だと感じるような威圧的なものがあったというのも同時に事実です。
そうやって、自分の生き辛さの原因が親であるという現実を認め、そして真っ直ぐに向き合わない限り、ACの連鎖は断ち切れないと思うのです。
そして、自分の生き辛さを自分自身で克服して、新しい自分の家庭を機能不全にしないためにも・・・自分の大切な子供をACの連鎖に巻き込まないためにも、このBlogで自分の過去を見つめなおす必要があると思いました。
それがこのBlogを始めた理由です。
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