この前、何があったのかわかりませんが、久しぶりに過呼吸の発作がありました。
主人に抱きしめられ、「大丈夫だよ」と何度も声をかけてもらい、二酸化炭素を送り込んでもらって、落ち着きました。
本当に久しぶりで怖くて、泣いてしまいました。
それと同時に、自分が初めて過呼吸になった時のことを思い出しました。
私が初めて過呼吸になったのは中学の時でした。
あざみ野にある英語の塾に行く途中で母と大喧嘩をしたのを覚えています。
本当に派手な大喧嘩で、私はテキストを母に投げつけ、車を飛び出しました。
それが母の目に当たり、母の白目は赤いインクをたらしたかのように真っ赤になっていました。
それを見て大変な事をしてしまったと思い、母に謝り、泣きながら「今すぐ病院に行って欲しい」と何度もお願いしました。
しかし母は「いいの!お母さんなんてどうなってもいいのよ!!」と繰り返すばかりでした。
すると突然呼吸の仕方がわからなくなり、息が吸えなくなりました。
「息ができない・・・」とやっとの思いで母に伝えました。
母は「過呼吸?その辺の袋でも口に当てておきな!」と一言言うだけでした。
初めての過呼吸発作。
私はそのまま死ぬんじゃないかと思いました。
そんな恐怖でいっぱいでした。
でも、薬剤師である母は過呼吸くらいで死なない事を知っていたようで、その一言以外他には何もありませんでした。
母に怪我をさせた私が悪いんだと思いました。
母に怪我を負わせるような事をした私が悪いから、息ができなくなったんだと思いました。
でも、あの時本当は「大丈夫?」という一言が欲しかったのだと思います。
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